古都奈良の文化財の魅力に迫る 世界遺産に登録された理由は?

古都奈良の文化財とは、東大寺、春日大社を始めとした8つの建造物や場所で成り立つ世界遺産です。そのひとつひとつに確かな魅力と歴史が存在します。

今回は、その古都奈良の文化財を創る8つの建造物や場所のそれぞれの魅力や歴史と、古都奈良の文化財か世界遺産に登録された理由をカンタンにまとめていきます。それぞれどこを訪れるにしても、知識を持っているだけでいつも以上に楽しむことができますよ。

★古都奈良の文化財 それぞれの魅力や歴史

まずは、古都奈良の文化財を創る8つの建造物や場所についてまとめます。

古都奈良の文化財は、東大寺や春日大社をはじめとする有名な建造物と、特別天然記念物に指定された春日山原始林で成り立っています。

ではさっそく、その魅力や歴史を見ていきましょう。

・東大寺

東大寺は、743年に聖武天皇の勅願により全国に散らばった国分寺の中心となる総国分寺として建立されました。

二度焼失した東大寺ですが、現代の姿は江戸時代に再建されたものになります。本尊は大仏様で、金堂に安置されています。

東大寺の魅力といえば、やはり「奈良の大仏」と呼ばれ有名な日本最大級の大仏様。正式名を「盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)」といいます。

非常に大きく迫力満点なこの大仏様は、日本だけでなく世界的にも有名です。

・春日大社

768年、称徳天皇によって創建された春日大社には、藤原氏の氏神が祀られています。境内には、3000基をも超える灯篭があり、万灯篭にはその全ての灯篭に「祈願の火」が灯されます。その光景はまさに圧巻、迫力満点です。

そんな春日大社の最大の魅力は、年3回行われる「春日大社万灯篭」という行事です。この行事を直接肌で感じられるのが、春日大社の藤浪之屋。中は真っ暗で、灯篭の灯のみを感じることの出来る光景はまさにロマンチック。幻想的なその雰囲気はここでしか感じることのできない特別な思い出となりますよ。

・春日山原始林

春日大社を抱くようにそびえる御蓋山(みかさやま)。その後ろに連なるのが春日山原始林です。なんと1000年に及ぶ長い時間、原始のままの姿を伝え続けてきた春日山原始林は、国の特別天然記念物に指定されています。

魅力といえばやっぱりその手付かずで雄大な自然。その風景を眺めながら思い切り空気を吸い込めば、どこでも感じることの出来ない清々しさと大自然の迫力に満足出来ること間違いなしです。

・興福寺

藤原氏の氏寺として京都に建立された山階寺(やましなでら)が、710年の平城遷都で奈良に移転し、興福寺に。平氏による焼き討ちで一度全焼した興福寺ですが、その後復興し、国宝建造物の点在する寺院となりました。

この興福寺の魅力といえば、街のシンボル的存在ともなっている五重塔。市内のいたるところから目にすることが出来る五重塔は、奈良市内で一番高い建造物です。

毎晩ライトアップされるので、非常にロマンチックで幻想的な光景を楽しむことができます。

・元興寺

蘇我馬子が飛鳥に初めて仏寺として建てた法興寺が、平城遷都で移転したのが元興寺になります。

国宝に指定されている極楽堂(本堂)には、日本最古の屋根瓦が使用されています。その美しい建造物が元興寺の魅力と言って間違いないでしょう。

・薬師寺

天武天皇の発願により飛鳥の地に建立された薬師寺が平城遷都で奈良に移転し、現在地へ。

金堂を中心に三重塔を二つ配置した「伽藍配置」の美しさから、竜宮作りと呼ばれています。その後、東塔以外のいくつかの堂が焼失しましたが、現在は金堂、西塔、中門、廻廊が復元されています。

・唐招提寺

759年に、鑑真によって創建されたお寺です。御仏の元で修行する人のための場所という意味の「招提」が名前になっていて、戒律を学ぶ最初のお寺として建初律寺とも呼ばれています。

最大の魅力は、大規模な金堂。奈良時代の金堂建築として唯一の遺構であり、現在存在している天平建築としては最大のものとなっています。

・平城宮跡

長岡京へ遷都されるまでの70年もの間、平城京の政治や経済の中心部となった宮跡です。

国の政治や儀式をする大極殿や朝堂院、天皇の居る場所である内裏、他にも役所などが存在していました。

朱雀門や大極殿などが復元されて現在の姿へとなったのです。

★世界遺産登録の理由とは?

様々な魅力と歴史を持つ8つの建造物や場所で構成された古都奈良の文化財ですが、どうして世界遺産に登録されたのでしょうか?

その理由について、カンタンにまとめていきましょう。

・世界遺産への登録とその評価

古都奈良の文化財は、もちろんひとつひとつに魅力があることは間違いありませんが、8つ全てが融合することで奈良の当時の様子を伝える貴重な財産として評価されました。

また、この限られた地域の中にこれほどの歴史的建造物や場所が密集した点も、高く評価されているそうです。

以上の評価点から、古都奈良の文化財は世界遺産に登録されたのです。

もう少しカンタンにまとめると、限られた地域の中に歴史的建造物や場所が密集し、その8つが融合することでさらに詳細に当時の奈良を現在に伝える貴重な財産となったことが理由となります。

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★まとめ

いかがでしょうか。古都奈良の文化財は、ひとつひとつが名前を一度は聞いたことのある有名なものですが、それが融合することによって高い評価を得ています。

一度は焼失したものも多く存在するのに、ここまで復元され、現在へ歴史を伝えてくれる素晴らしい遺産ですから、まさに日本の誇る重要な歴史的建造物や場所といえますね。

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